デジタル情報クライシス情報を1000年残す方法

中島洋・編著  

1,760円

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内容紹介

 この十年間で我々の社会生活や経済活動は、デジタル化の恩恵を受け大きく変化してきた。今後、デジタル情報とのかかわりは、ますます密接になっていくことだろう。しかし、デジタル情報への依存度が高まっていくとともに、不安感も高まってきている。情報システムやネットワークに不具合が生じればどうなるか。経済活動や社会生活に大きな混乱が生じることは、もはや周知の通りである。今まさに我々の社会は、「デジタル情報クライシス」に直面しているのだ。
 デジタル情報には、さまざまなリスクがある。長期保存の途中でのシステムの障害や、磁気ディスクまたは磁気テープなどの寿命による破損、そして記録方式そのものの技術が陳腐化し、将来ある時点でそのメディアを取り扱うハードウエアやソフトウエアの製造が中止になって読み出せなくなる危険性もある。
 こうした現状に、一石を投じるのがマイクロフィルムである。マイクロフィルムは最適な保存条件下にあれば500年以上の長寿命を持つ記録媒体であり、可視画像を縮小して見読性を保ったまま保存できる。
 本書では、マイクロフィルムを活用したデジタル情報全盛時代における情報管理のあり方を紹介する。

商品詳細

発行元
日経BP企画
発行日
2005年11月21日
ISBN
4861301181
ページ数
176
サイズ
四六
原著者
中島洋・編著